「所蔵コレクション」について

寳水堂コレクションは、藍染、 襤褸、 筒描き、絣染、見本帳、縞帳、民具、玩具、農具、と多岐にわたっております。 当サイトでは、その中から、いくつかをご紹介しております
(左サイドバーにあるサムネールをクリックして御鑑賞下さい。)

■ 藍染について

藍染めは藍瓶に入れた藍の染料に、繰り返し浸して染める。一回だけ浸せば「瓶覗き」(かめのぞき)と言う淡い色で、回数を増やすごとに「浅葱」(あさぎ)「紺」「褐色」(かちいろ)などと青色は次第に濃くなっていく。バリエーション豊かな自然染料による染である。 藍には 繊維が締まり丈夫になる,防虫・消臭効果,皮膚病の抑制,紫外線をカットする効果などがあり、青色には 精神の沈静化,集中力の促進、内分泌系の働きの鎮静, 発汗を抑えるなどの心理学的作用があると言われる。 防染のため素地に置く糊には、糯米に糠(ぬか)が使われており、日本独自の米文化とも言える。 明治から昭和にかけて、庶民にとって藍の色は生活の色であり、衣服も普段着にしろよそ行きにしろ藍で染めたものが基本で、布団などにも藍染めのものが使われていた。

■ 筒描(つつがき)について

#筒描は 筒糊(つつのり)、筒引(つつびき)、糊描(のりがき)ともいう。 柿渋紙を漏斗状に丸めて先端に口金を付けた筒に入れた防染糊を絞り出しながら、自由に糊を置いて模様を描き染めたもの。絣や型染めでは表現できない大胆で、個性豊かな構図に伸びやかな線が魅力だ。作品はすべて手描きによる一点ものである。 嫁入り道具、出産祝い、引き出物など 慶事の贈り物として注文生産されてきたものが多い。

■ 襤褸(らんる)[継ぎ接ぎ布]

#かつて布類は高価であった。庶民の暮らしにおいて布は極めて大切に扱われ、破れれば古い着物やもんぺ等をほどいた布で、当て布を繰り返し重ね繕って使うのが普通であった。その継ぎはぎだらけの布を指して襤褸と呼ぶ。何度も水を潜り洗練された藍の濃淡が美しい襤褸は、なかなか手に入れることができない珍品。継ぎ当てられた小さな一枚の端裂からでも、当時の庶民の暮らしの息吹や心情がひしひしと伝わってくる。襤褸は、現代における暖衣飽食の過剰にまで豊かな生活を、改めて見つめ直す必要性を感じ起こさせる。

■ 絣・型染め

#日常の生活の中で使われていた藍染めの布。絣は各地にそれぞれ特徴ある織り文様が伝えられている。繰り返された型の文様も面白い。
木綿の普及した江戸時代から、化学染料がドイツから伝わった明治初期までの日本では暮らしの布は藍染めであった。庶民はそのおしゃれ心や遊び心を絣や型染めで表わした。 丁寧な手仕事による紡ぎ、織り、染めは現代よりかえって暮らしの豊かさを感じさせる。

■ 衣類

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■ 民具

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田楽太鼓

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陶器

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ホーロー看板

 

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茶弁当

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アイスクリーム製造機

■ 農具

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■ 玩具

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三次人形

■ その他

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見本帳

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縞帳

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